全ての事が
理解 出来てしまい
あなたの芯から油断が
出来てしまうと
いつも
それだけで
力の抜け切った
あなたの内面は全てに
対して開き切って
しまっています。
その時に
外側に広がる
大きな果てしない
空間に対しても あなたは
開き切ってしまっていて
一瞬で あなたは
その大きな果てしない
空間と成ってしまっています。
あなたが
芯から油断をして
しまう事こそが大きな
果てしない空間の中に溶け去って
しまう事だったのです。
そこには
もう 孤立した
あなたなんて何処にも
居ないのです。
その代わりに
大きな果てしない
空間が在ります。
その大きく
果てしない空間全体が
あなたと成ってしまうのです。
いいえ それは
元々 あなたが空間
全体だった事に気づいて
しまう事だったのです。
あなたは最初から
それだったのに勝手に
他者と見比べてしまい
こんな自分では駄目だと
決めつけてしまい 此の場から
立ち去ってしまっていたのです。
けれども あなたが
どんなに足掻いても外側を
誰かの借り着で一生懸命に
着飾ることが出来たとしても
本当の所では あなたを芯から
変えてしまう事など全く出来ては
いませんでした。
それは
あなたが何十年も
掛けて来たのに いまだに
あなたが正直に成った所には
何一つとして変わってなどいない
あなたが いつも居た事でも
解ります。
そんな事は
無理なのだと気づいて
あなたが帰って来るのか？
或いは
万策が尽きてしまい
力尽きてしまった あなたが
倒れ込むようにして転落して来て
帰って来るのか？ どちらかは
解りませんが
どちらにしても
あなたは いつか本来の
あなたの場所まで帰って来るしか無い
定めだったのです。
そして
一見すると
力など無く 大した事の無い
弱くて 駄目で 貧弱な あなたに
見えている あなたの場所は生きることが
出来ない場所なのか どうかを確かめたら
良いだけだったのです。
いつまでも未練がましく
無理をしたり 背伸びをしては
沢山の人の やり方を掻き集めては
自分の中の不安を誤魔化している一見すると
出来の良い あなたの場所へと戻ろうとする事を
諦めてしまい 観念してしまいます。
そして
今 あなたが立たされている
何も無い空間の様な場所が生きられない
場所か どうかを確かめてしまったら
良いだけなのです。
もしも あなたが
何も無い 一見すると
大した事が無く 出来の悪い
あなたで生きる時 あなたは
果てしない大きな空間全体と共に
生きてしまっています。
そればかりか
その豊かで大きな空間全体の
果てしない感受性と果てしない智慧が
あなたの味方に成ってくれてしまいます。
あなたは
あなたの目の前に
現れる全てのものを
何一つとして避ける事 無く
生きて行く事が出来てしまいます。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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