あなたの中の
何も無い空間は
現在の中に在ります。
だから
今迄の あなたが
一生懸命に成って それらを
把握しようと思っても把握する事など
決して出来ないのです。
だって
今迄の あなたは
過ぎ去った過去の中に
作られている思い込みの
中にしか生きる事は出来ませんから
本当の あなたと
今迄の あなたが出逢う事は
決して無いのです。
それは過去と
現在が出逢う事など
決して出来ないのと
同じ事なのです。
そればかりか
あなたの中に何処までも
正直に成った所に有る何も無い
空間は 大した事の無い あなたは
実際には物凄く有能で物凄く大した事の
有る人なのです。
それは
今迄の あなたなど
遙かに越えてしまうほどの
大きな存在なのです。
それは
常に真新しく
生まれ変わり宇宙と
直結しています。
存在の源であり
存在の大海原です。
有りとあらゆる命達の
ふるさとなのです。
全ての命は
この存在の大海原に
直結しています。
その直結している
場所こそが あなたが
あなたの中に何処までも
正直に成った場所の何も無い
空間なのです。
あなたが
あなただと
思い違いをしている
過去の中には命の大海原と
繋がっている所など何処にも
無いのです。
だから そんな所で
無理をしたり 背伸びをしなければ
成らないし 幾ら背伸びをして生きている
事を演じたところで
やがて あなたは
疲れ果ててしまい 枯れ果てて
行くしか無いのです。過ぎ去った過去には
命の大海原との繋がりを持つ事など残念ながら
出来ないのです。だって実際には それらの全ては
消え去ってしまっているものだからです。
ただ あなたが
あなたの中に何処までも
正直に成って上げて行くだけで
一見すると 大した事の無い
何も無い空間は広がっています。
その何も無い
空間に身を任せてしまい
全てを委ねてしまうだけで良いのです。
すると大した事の無い あなたこそが
本物の あなたの姿だった事が改めて
実感する事が出来てしまいます。
もう無理や
背伸びをする過去の中に
見出していた あなたなど
手放してしまっても構わないのです。
手放せば 手放すほど
あなたは透明に成り 何も無い
空間へと溶け込んでしまいます。
その空間は
豊かな感性の宝庫と
成っています。考えることさえ
全く必要と無く成ってしまいます。
考える事よりも
感じる事の方が遙かに
純度が深くて高いのです。
見えない物までが
深い感性の お陰で見える様に
成ってしまって行きます。
あなたが
今迄の過ぎ去った
過去の中に見出していた
俺とか私を手放せないのは
過去の体験や知識の全てを
手放してしまったならば本当に
何も無くなってしまうと感じて
しまっているからです。
全部が既に
終わってしまって
この世に存在しないのです。
在るのは あなたの思い込みの
中にだけ在るのです。
だから本当は
何もかもの全てが
無いのが現実なのです。
あなたなんて とっくの昔に
居なくなってしまっているのです。
その度に死んでしまっているのです。
物事に取り組み
その物事の体験や知識を
残して置きたいと あなたの記憶の中に
置きます。現実は物事が終わった段階で
綺麗さっぱりと無くなってしまっています。
そちらの方にこそ
目を向けて上げたら良いのです。
あなたの記憶の方にでは無くて
何もかもの全てが無くなってしまっている
現実の方にこそ目を向けて上げてしまうだけで
良かったのです。
残されているのは
何もかもの全てが無くなってしまった
現実だけなのです。そちらを受け容れて
上げてしまって行くだけなのです。
そして何もかもの
全てが無くなってしまった
大きな空間が そこには在ります。
その何も無い
大きな空間こそが
あなたの真実の姿だと
言う訳なのです。
それだと
気持ちが乏しく
成ってしまうと
言うのならば
あなたの中に
現れ芽生えた何も無い
大きな空間で その何も無い
大きな空間の事を振り返って
あなたが目を向けて上げてしまうのです。
その何も無い
あなたのままを
さげすむのでは無くて
その何も無さで
何も無さの事を振り向いて
上げて見て上げてしまうのです。
何も無さで 何も無さを受け容れて
上げてしまうのです。
すると
それだけで
あなたの中味が
芯から徐々に満たされ
始めてしまいます。
それは本物の
あなたが初めて
本物の あなたの事を
受け容れて上げてしまえたからです。
そここそが
あなたの新しい
生きる場所です。
いつでも
あなたの中の
何も無い空間を
見つめる事を怠らずに
いれば あなたは いつも
何も無い空間と生きる事が出来ます。
そこは
あなたが気張らずに
全ての物事が余りにも
簡単に出来てしまう事に
あなたは驚かされてしまいます。
そして
いつも あなたが
あなたを見て上げてしまい
受け容れて上げてしまうだけで
あなたは芯から満ち満ちてしまうのです。
あなたが
何も出来ていなくても
あなたが あなたを見て上げて
受け容れて上げてしまうだけで
あなたは芯から満たされてしまうのです。
やがて あなたは
一人に成るかも知れません。
例え そうなっても あなたが
年を取り何一つとして自分で出来なくて
寝た切りに成ってしまったとしても あなたが
寝た切りのまま あなたの中の何も無い空間を
見て上げた瞬間に あなたは芯から満たされ切って
しまえるのです。
普段の あなたも
そして あなたが不自由に
成ってしまった時にさえも
あなたを助けることが出来てしまう
あなたの中の何も無い空間を見て上げて
受け容れて上げてしまう事を怠らない事です。
１日に たったの数回でも良いのですから。
誰にだって出来ます。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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